亡くなった人の遺体安置は、自宅か葬儀会社が一般的です。日本人の場合、約7割近くの人が病院で亡くなります。通常、そのまま葬儀会社に搬送してもらうか、自宅に搬送しますが、葬儀会社を使えばわからないことも教えてくれるので便利といえますね?
遺体安置
通常、病院で亡くなられた方や自宅で亡くなられた方の遺体は、自宅か葬儀会社で安置します。個人ではほぼ何もできない状態ですから、葬儀会社を利用したほうがよいでしょう。葬儀でもマナーやしきたりがあります。こうした風習に沿って葬儀を進める方法が一番良いでしょう。基本的には死者への旅たちの準備などを施します。
遺体の寝かせ方
遺体はできるだけ広い部屋に枕を北向きに寝かせます。清潔な白いシーツの布団に白いカバーをかけた枕を置いて安置します。
建物の立地上の都合で北枕ができない場合もあるかもしれません。そうした場合は、西向きでもよいとされています。
掛け布団は上下をさかさまにして1枚かけておきます。両手は胸の上で合唱させておき、数珠をかけます。(キリスト教は十字架など)
ある地域では、遺体の掛け布団の上に刃物を置いている地域もあります。これは、守り刀とよばれており、魔よけの意味合いが強いそうです。
枕飾り
遺体安置した部屋の枕物に枕飾りを置きます。神式の場合は、枕屏風をたてた前に枕飾りを置きます。個人ではなかなかわかりづらいかもしれませんが、通常は、葬儀会社で用意してくれます。
枕経
仏式なら個人の成仏を願って菩提寺の僧侶を迎え入れて枕経をあげてもらいます。枕経は省略しても問題ないようです。例えば宗派によっては行わない宗派もあるようです。お寺との付き合いがない場合は、葬儀会社に手配してもらうことが望ましいでしょう。
僧侶へのお布施は葬儀後にまとめてもよいでしょう。通常、付き合いのあるお寺なら葬儀の時に一括してお布施をするのがよいでしょう。この時に付き合いの度合いにもよります。通常は、お車代として5000円~1万円を包むと葬儀会社ではおっしゃっています。
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