土用の丑の日ってどんな日？なぜうなぎを食べるのかその理由を解説！もともとは丑の日の「う」の付く食べ物を食べると夏バテしないという意味からうなぎ以外の食べ物でも食べられていました。うどん、うり類、梅干しなども食されていました。昔の知恵です！
土用の丑の日とは？
立春、立夏、立秋、立冬の前の１８日間を「土用」と呼んでいます。現在の風習では、立夏の前の１８日間を「土用」と呼んでいます。
丑の日とは、12干支の丑の意味で用いられており、昔は干支にちなんで方角や日にちを数えることにも使われてきました。ですから12日周期で丑の日がやってくるのです。ですから土用の丑の日は、土用の期間の丑の日ということになります。12日周期ですから、場合によっては2回も土用の丑の日があります。
意外と知られていない土用の風習、うなぎ以外にも行われている習慣です。
土用とつく期間の主な風習や呼び名などをまとめてみました。例えば、土用干し、土用灸、土用掃き、土用しじみ、土用卵、丑湯などがあります。
土用干しは、日差しの強い日に衣類などを風に通したり、風通しを良くして室内の温度などを保つことを指しています。
土用灸は、体を温めて夏バテを防止することです。
土用掃きは、家の掃除をすることです。
土用じじみは、しじみを食べて夏バテを防止するという言葉で広く使われています。
土用卵は、卵を食べて夏バテを防止するという意味で使われています。
丑湯とは、神様と一緒にお風呂に入るという意味合いで使われているようです。
なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるのか？
うなぎを食べるのは、昔の人は夏バテをしないように脂肪分の多いうなぎを食べることで健康に気をつけていました。うなぎは、今でも精力がつく食材として親しまれていますが、こうした食べ物をたべることで夏バテをしない知恵がそなわっていたのです。そうしたことからずっと伝説となって今日にまで土用の丑の日にはうなぎという言葉が定番となっているのです。昔の人たちの健康促進の知恵ですね？
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