世界遺産のアンコール・ワット!カンボジアの密林にあるクメール建築の聖地!カンボジア最大の観光地です。1993年には8千人程度の観光客でしたが、2006年以降100万人を超える観光客が押し寄せる古代クメール文明と東南アジア最大の美術と大伽藍がみどころ!
カンボジア最大の観光地「アンコール・ワット」
カンボジアの密林に数百年もの間埋もれていたアンコール遺跡群です。
その中で一際目立つものがアンコール・ワットです。東南アジア最大で最高の美術的かつ建築学的価値を持つ大伽藍(だいがらん)は、クメール建築の最高傑作として後世にまで伝えられています。
寺院を囲む濠が東西1.4キロメートル、南北1.3キロメートルあり、参道と3つの回廊と5基の塔からなっている建物です。
※伽藍とは、僧侶が集まり修行する場所で神聖な場所を意味する言葉で後に寺院などを指す言葉となりました。
アンコール・ワットの歴史
アンコールワットは、要約すれば9世紀から15世紀まで続いたクメール王朝のスールヤヴァルマン2世により12世紀前半に建設されました。建設期間はおおよそ30年と言われています。
始めのころは、ヒンドウー教のヴィシュヌ神を祀っていたそうです。後に仏教徒に占領されて僧院と寺院として栄え始めたそうです。
その後、カンボジア内戦でポルポト派の共産勢力に破壊されてしまいましたが、1992年に内戦がおさまりつつある時期に世界遺産に登録されました。
このような過程があるので建物は、ヒンドウー教と仏教の融合した構造となっており両教徒の聖地として巡礼地にもなっています。
アンコール遺跡群
アンコールは巨大な遺跡群です。その中で三大名所を紹介します。
- アンコールワット
- アンコールトム
- タプローム寺院
有名なアンコール遺跡群三大名所です。
アンコールワット自体は、1時間で歩き終えてしまいますが、すべての遺跡を見ようと思ったら1日くらいは時間をとれれば回れますよー。
せっかくアンコールワットに来たなら他の遺跡群も見て回りましょう!!
一番便利な観光は、やっぱりツアーで行くほうがいろいろと手配もしてくれるので安心でしょう。
個人で行くと言葉の壁などにぶち当たりますからせっかくの旅が面白くない場合もあります。
とくにカンボジアはまだまだ貧しいですから日本人や観光客目当てのぼったくりなどは当たり前ですから気をつけましょう。
一目でわかるアンコールワットの見どころ
アンコールワットの見どころ満載の情報です。
※出典:クラブツーリズム
回廊には歴史的な彫刻が施してあり、12世紀の技術力の高さがうかがえます。またその時代にこのような建物をつくる技術があるなんてと感動できます。アンコールワットの中には彫刻を見るだけでも価値があります。
アンコールワットの入場料
- 1日券・・・37USドル
- 3日券・・・62USドル
- 7日券・・・72USドル
アンコールワット営業時間
アンコールワット:午前5:00-17:30
スラ・スラン:午前5:00-17:30
プノン・パゲン:午前5:00-17:00
プレ・ループ:午前5:00-17:00
その他遺跡群:午前7:30-17:30
この時間設定は、朝日を見れるスポットの遺跡群は午前5時から開門されており、通常の遺跡群は午前7時30分からの開門です。
アンコールワット アクセス
シェリムアップ国際空港からバイクタクシーなどで15分から20分くらい