新盆(にいぼん)、初盆(はつぼん)は、忌明け後の初のお盆を指す。ここでは、新盆の準備や手順などを紹介します。そして、代表的な飾りつけなどにもふれています。基本的には僧侶を招き読経することが古くから伝わる習慣です。菩提寺に連絡をしましょう。
初盆(はつぼん)・新盆(にいぼん)
初盆(はつぼん)・新盆(にいぼん)は、故人の死後四十九日と呼ばれる忌明け法要後に迎える最初のお盆を指します。お盆とは、先祖の霊がもどってくるといわれる仏教の儀式や習わしだといえます。先祖の霊が最初に初めて家に戻ってくるのですから丁寧にお迎えしたいものですね?
初盆・新盆の準備をする
ここでは、初盆・新盆の準備の手順を見ていきたいと思います。宗派・地域によっては違いがあるようですが、おおよそこのような手順で進めていきましょう。
①仏壇や仏具をきれいに掃除をしましょう。清潔に清めることは先祖を敬ううえで大切なことです。
②菩提寺に読経の予約をしましょう。菩提寺にもよりますが、お盆に読経に回るのが基本です。檀信者が多い場合は、時間制限もあります。初盆の際はゆとりと時間をもってきちんと読経してもらいましょう。
③家族や親戚、親しい友人知人に連絡しましょう。基本的に家族間で行う場合は①、②まででよいのですが、初盆ですからそれ以降の手順も説明していきます。やはり、多くの人を呼ぶことで先祖の霊を敬い、その家族の地域のつながり親族のつながりが結束するのもこうした儀式のおかげです。
④精進料理の用意や盆菓子の手配をしましょう。
⑤法要出席者へのお礼の品(盆返し)や僧侶へのお布施を準備しましょう。③~⑤の場合、葬儀社の会館を利用するのもよいでしょう。
盆飾りをしましょう。
7月13日(旧盆では8月13日)に精霊棚をつくります。提灯や果物に故人の鉱物などをお供えします。ただし、宗派によっては精霊棚は飾らない場合もありますので菩提寺の和尚様に聞いてみましょう。
白提灯を飾ります。白提灯は新盆の時だけ飾ります。これは、初盆の時だけでこのお盆が終わったら燃やして処分をするか菩提寺の和尚に処分の方法を聞きましょう。2年目以降は普通の提灯を使用します。
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