精進落としって何?初七日法要が終わったときに行う儀式です!地域によっても違いますが、基本的に一般葬儀が終わった後に初七日法要まで済ませている地域も多いようです。葬儀が終わって遺骨となって初七日法要をし精進落としをするという流れです。
精進落としとは?
本来の精進落としとは、喪の期間中に精進料理をとります。これは肉や酒などを断った料理です。また異性との交わりなども禁止されていたそうです。そして四十九日の法要明けに初めて精進落としとして酒や肉を摂取できるようになります。つまり、通常の料理に戻すということです。
近年では、初七日法要の際に忌明けとして僧侶や世話役に料理をふるまう食事会としての場が多いようですが、本来の意味は前者です。
精進落としはいつ?
最近では、火葬当日に火葬場から戻ってきたときに遺骨勤行の時に初七日法要も同時に行っています。そのタイミングで精進落としが行われます。つまり、葬儀当日にすでに精進落としをされているということもあり、昔と比べてかなり変化しているといえます。
初七日法要を済ませると精進落としとなり、参列者や世話人、僧侶などと会食をすることが主流です。一般的には家族や親族と世話人、僧侶などが参加します。
精進落としの席順は?
通常の席順は、僧侶が斎場席に座ります。つぎに世話人、故人の親しい友人の順番です。喪主や遺族は待つ席に座ります。こうしてお世話になった人の労をねぎらうという意味で精進落としの席は設けられます。
僧侶へのお布施はどのくらい?
精進落としが終わると僧侶は帰宅しますからその際にもお布施を渡しましょう。基本的には、白無地の袋か、黒白や双銀の結び切りの祝儀袋などを使いましょう。
それ以外にもお車代で5,000円~10,000円を包むのが相場なのでしょう。僧侶が精進落としを辞退した場合には、「御膳料」として「10,000円~20,000円」ほど包みましょう。ただ、菩提寺のない人では、その場限りの僧侶をお願いする場合もあります。そうした場合は、葬儀社と相談するほうがよいでしょう。
お布施は宗派によって違います!!
お布施などは宗派によって違います。今の一般葬儀の読経料に含めてもよいのかなども聞きましょう。私の宗派では、葬儀通夜の読経料が20万円でした。さらにお坊さんが他に3人いる方八というスタイルでしたからその他にも1人4万円、合計12万円が読経料としてかかりました。
一般葬儀や家族葬儀が主流ですから、お布施は葬儀がよく相場を知っております。その宗派に沿ったお布施でよいでしょう。
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