七草粥のレシピ!!大公開!人日の節句1月7日に食べる伝統行事!七草がゆとは毎年春の初めに1月6日までに7種類の草を集めて塩味の粥でゆで食べることを習わしとしています。1年の無病息災などを祈って行われます。地域により風習が違うのも特徴的です!
七草粥
七草粥は、毎年1月7日の人日の節句の日に食べられるおかゆのことを指しています。1月6日までに7種類の草を集めて塩のおかゆを食べることで1年間の無病息災を祈る行事として行われています。
全国各地では温度差がありますが、粥がもちだったり、日にちがずれていたりと地域により特徴的なものを除いて一般的には七草粥を食べるという日本人独自の風習です。
春の七草
呼び名 | 現在の名称 |
芹(セリ) | セリ |
薺(なずな) | ナズナ(ぺんぺん草) |
御形(ごぎょう) | ハハコグサ(母子草) |
繁縷(はこべら) | はこべ(繁縷) |
仏の座(ほとけのざ) | コオニタビラコ(小鬼田平子) |
菘(すずな) | カブ(蕪) |
蘿蔔(すずしろ) | ダイコン(大根) |
この七種の野菜を入れておかゆにする。これは昔、この時期に野菜が乏しく栄養素を補うための風習であるともいわれています。
邪気を払い万病を防ぐという昔の人の知恵ですね。正月のお酒や料理で荒れた胃などもこの七草粥を食べて胃を休めるという狙いもあります。
七草粥レシピ
とても美味しそうな七草粥。
美味しそうな七草粥です。
個人的に七草粥の作り方を紹介します。
準備するもの
- ごはん・・・お茶碗2杯
- 七草パック・・・1個
- 塩・・・小さじ2杯
- 水・・・お茶碗4杯分くらい
- 鍋
作り方
- ご飯をザルなどで水に洗い5分くらい放置します。
- 土鍋と水とご飯をいれて沸騰してから15分くらい弱火で煮込みます。
- 七草はみじん切りにしてさっとゆでておきます。
- 七草と塩を土鍋に入れて5分くらい煮詰めます。
4人前までなら土鍋で炊くととても美味しいです。
できあがった米以外にも最初から土鍋に2合分(4人前)から炊き始めても大丈夫です。少し時間はかかりますが・・・
基本的に粥ですから薄味です。好みに合わせて食べるときに塩などを足してみるのも美味しいです!!
今はとても便利に七草パックというモノがスーパーなどで販売されています。それを使えばすぐに準備完了ですねー。
お正月に疲れた胃を休めたり無病息災を願ったりと伝統行事には何かしらの意味合いが含まれています。
七草も栄養素を補うための健康療法だともいえます。中国人は毎朝、粥を食べて生活しています。
ですからかなり長寿なんですねー。
朝粥は、健康的だといわれています。
食生活の改善にも粥を食すと美容健康ダイエットに効果的ですよ。
私の知人も粥ダイエットで成功していました。
今では昼食以外、朝晩を粥を食べているそうです。
夜は多少おかずを減らして粥だけで、朝は、たんぱく質も粥と一緒にとっているといっていました。
良質な食事療法とも言えます。