年忌法要とは？どんなタイミングですか？亡くなってからの年数です。故人の命日から節目となる年ごとに行われる法要です。年忌法要前にはその前の追善供養をする必要もあります。会場や日時など法要の規模を決定し、速やかに菩提寺と連携して行います。
年忌法要
年忌法要とは、故人の命日からの節目となる年ごとに行われる行事です。故人が亡くなって満1年後の一周忌、満2年後の三回忌、満6年後の七回忌、満12年後の十三回忌、満16年後の十七回忌、満22年後の二十三回忌、満26年後の二十七回忌、満32年後の三十三回忌、満49年後の五十回忌まであります。それ以後は、50年ごとに法要を営むとされています。子や孫の世代まで受け継がれるのですよ。
節目の回忌年から−１をすればその〇回忌のとりおこなう年忌がわかります。七回忌の場合は、７－１＝６ですから、亡くなって満6年目に七回忌を行います。
法要が重なったら？
法要が重なる場合もあります。父と母の場合や、父と祖父の場合などです。例えば、父の三回忌法要と母の七回忌法要の場合は、一度の法要で済ませる場合もあります。これを「合斎」または「併修」と呼ばれています。
年忌法要の準備
年忌法要の流れなどは、1周忌の流れで説明しておりますのでここでは省略します。
法要に招かれたら？
すぐに出席か欠席かを返事するのが礼儀です。出席できない場合は、法要当日か前日に供物料か供物・供花を贈り、出席できないお詫びの手紙などを添えると後々の関係が良好に保たれます。
年忌法要前の法要とは？
故人が亡くなって満1年が経過すると一周忌です。それ以前の法要をここでは述べます。葬儀が終わると、初七日法要→二十七日法要→三十七日法要→四十七日法要（四十九日法要と呼ばれるのが一般的です。）→五十七日法要→六十七日法要→七十七日法要→百ヶ日法要→一周忌という流れです。
この流れの過程において通常は葬儀後に初七日法要までとりおこなわれることが通常です（葬儀社などに依頼した場合プランにもよります。）。その後、菩提寺の和尚様が自宅に来てもらい後飾り祭壇などで読経をしてもらえます。四十九日までの忌明け前の話ですが、その後は、仏壇で百ヶ日まで読経してもらえます。
もちろん布施を必要ですから和尚様に確認しておきましょう。宗派によって布施の金額は違いますのでわからない場合は、遠慮なく聞いて準備しておきましょう。
こう考えると法要行事って意外と多いことがわかります。法要のお布施や法要費用など葬儀後にも意外とお金がかかりますのでしっかりと準備をしておくことが肝心です。
日本人の平均葬儀費用は大雑把に平均200万円と言われています。それ以外にもこうした法要や墓地に墓石など諸経費がかさみますのである程度の貯蓄などがあれば安心でしょう。
たしか、法要でも節目の法要はお布施の金額も違います。忌明け法要や周忌法要など布施の金額も最初に確認しておくとよいでしょう。
そして、当然ですが、戒名料も宗派によって大きく違います。ある宗派では、院号がつくと百万円単位の布施が必要なところもあります。そうしたそ族な疑問は、生前に解決して、生前に戒名を授かっておくと子供の世代に負担をかけなくてすむでしょう。
→一周忌とは？故人が亡くなって満一年目の命日です。この期間を喪中
