葬儀会社が決まったら、具体的な見積もり打ち合わせをしましょう！！①日程の段取り、②会場の決定、③葬儀のプランを決める、④見積もりを出してもらう。などがあります。一度、互助会などに入っていたらそのプランを利用することもよい方法だと言えるでしょう。
葬儀会社が決まったら、葬儀会社との打ち合わせをする。
通常、人が亡くなれば残った家族や親族で葬儀が行われます。こうした準備をしておくのも残された家族のためには必要なことかもしれません。例えば、地域にはそれぞれ葬儀社があると思いますが、生前に2社から３社くらいの葬儀社の説明会などを聞き、見積もりなどをとっておくのも１つの方法です。また、葬儀社の多くは、互助会制度もあり、毎月２０００円～３０００円を積み立てて１口２０万～６０万円くらいの葬儀向け積み立てプランなどもあります。また、会員制度をとっている葬儀社もあります。葬儀は、一生に２度は喪主となる可能性があります。ですから、しっかりとしたお金のマネジメントも必要になってきます。通常の葬儀の全国平均は２２０万円が相場だそうです。いろいろと経費がかさみますから、生前に確認するプランをとっておくことこそが、残された家族のためにも最善です。あとは、他人任せとならず、死後もしっかりとマネジメントしてこそ立派な家族のすることです。
葬儀社と打ち合わせ内容を確認する
日本人の７割は病院での死亡です。あらかじめ葬儀社が決まっておれば、病院から葬儀場まで搬送は無料の場合が多いです。有料の場合、３万円など意外と高額な金額請求されることもあります。充分、プランを練っておきましょう。
①日程を決める
僧侶（神主）などに都合を伝えます。そこで通夜や葬儀の日取りを相談したりします。通常、仏教ですから地元で育った人たちは菩提寺があるはずです。そこの和尚さんに連絡して葬儀をする報告をし来場依頼します。
②会場を決める
日程や参列者の数、交通アクセスなど諸要因を考慮して会場を決めます。通常は、互助会か会員葬儀社の家の近くの式場で行われますが、遠方から来る人が多い場合は、駅近くの葬儀場を選択したり、交通の便が良い場所を選択することも可能です。
③葬儀のプランを決める
遺族が希望する葬儀の規模、内容、予算を伝えましょう。葬儀社の専門家にプランを作成します。ここでは、オプションなども多々ありますから、葬儀の進行などに詳しい知人や友人がいたら、一緒に来てもらいましょう。葬儀料金は、ピンからキリまでありますが、高額になる場合もあります。きちんと予算内ですべてがおさまるようにお願いしましょう。
僧侶へのお布施は別料金
葬儀を行う、僧侶へのお布施は葬儀プランに入っていません。入っている場合もありますが、その場合の戒名は一番低ランクの戒名となります。先祖代々菩提寺があるなら菩提寺の和尚に立派な戒名をつけてもらいましょう。相場は、宗派によって違いますが、通常、葬儀では、２０万円くらいのお布施、プラス３人僧侶を同伴する場合、１人４万円合計１２万円となり、合計３２万円と意外とお金はかかります。これは、宗派で違うのでもっと高くなる場合もありますから、生前から葬儀の時に来てもらう場合はどのくらい？と聞いておくのもよいでしょう。
戒名料も葬儀プランには含まれない
菩提寺がある場合、戒名も先祖代々引き継がれています。信仰深い場合は、院号がつく場合もあります。院号もお布施をしなければならない場合がありますから、気をつけておきましょう。宗派（臨済宗・曹洞宗・天台宗・浄土宗・浄土真宗・真言宗など）により値段も違い、地域によっても院号は若干値段が変わってきます。ちなみに私の場合、父に院号をつけたときは、３０万円のお布施が必要でした。上の場合、葬儀に呼んだ僧侶費用３２万円＋院号料金３０万円＝６２万円が葬儀プランとは別でかかったということです。
しかし、戒名や僧侶を気にしない場合、片手の５万円くらいで葬儀と戒名もつけてくれます。ただ、戒名は最低ランクで、宗派も違っていたりする場合もありますから注意が必要です。
④見積もりを出してもらう
見積もりは、必要ですが、生前に見積もりをとってこの通りにやってとお願いする方がよいでしょう。葬儀の料金は経験した人があとから理解するものです。初心者は知りませんから、葬儀社のいいなりで葬儀をすればお金がかなりかかります。一般的に全国平均が２２０万円です。急になくなって準備をするのではなく、しっかりと死後の準備をしておくことが賢明な判断です。
見積もりを出したら、セット料金に入るものと別料金になるものを確認しておきましょう。ここをきっちりと計算しないと相当な額にふくらみますよ！！
葬儀費用って実際はどのくらい？知っておいて損はしない葬儀料金！！
→家族が亡くなったら、葬儀の準備！葬儀会社を決めて手配します。
