ダルマの目入れはいつがいい?縁起がいいダルマの飾り方を紹介!だるまさんとはもともとは、日本の僧侶で達磨大師から由来しています。達磨大師の座禅姿をダルマさんという姿の置物に変わり縁起物として親しまれています。最初は目が入っていないものも多いです。
だるまさん
だるまさんとは、もともとは、インドから中国に仏教を伝えた人と言われています。日本では、達磨大師と呼ばれ鎌倉時代に中国から日本に座禅を持ち込んだ人と言い伝えられています。
多くが、赤色の張子で作成されており、両目は最初から白く入っていないものや片方の目だけ入っているものや最初から両目が入っているものなど様々ですが、日本では置物として縁起物として重宝されています。
せっかく購入しただるまをどのようにしておくのがベストなのかを私が解説します。
以前、お世話になった達磨寺と呼ばれる三重県鈴鹿市にある江西禅寺の和尚さんにいただいた、だるまを聞いた話を再現して良い方法を皆様に伝授します!!通称祈願だるま寺と呼ばれています。
ダルマの目入れ 祈願だるま寺の場合
三重県鈴鹿市にある江西禅寺通称「祈願だるま寺」です。
私が、三重県鈴鹿市にある達磨寺にお邪魔した時に知り合いもいながらいろいろとお話を伺う機会がありました。そこでは、知り合いの縁もあってかお寿司まで御馳走になりながらの会食でした。
私もこの寺にあるものを寄贈しましたが、そのお礼にと交通安全のステッカーとだるまさんをいただきました。上の写真がだるまさんです。
そして、和尚さん曰く、願いが叶ったら右目に墨で目を塗りつぶしなさいと言われましたので、願いことをかなえる前にあまり願いことがなかったので墨で目を塗りつぶしました。
とてもよくできたダルマでとてもりりしいダルマです。最近忙しく立ち寄っていないですが、時間があればダルマを持っていきたいと思っています。
ここのダルマでは、祈願達成してから右目に墨で塗りつぶすといっていおました。さらに、願いが叶ったら、達磨寺にそのダルマを持っていきさらに祈願してもらえるということでした。
境内には、たくさんのダルマがいっぱいありました。祈願成就した人たちのだるまさんがそこら中にありました。ここのお寺のだるまさんの場合は、祈願成就後に墨で目をいれるそうです。
ここのお寺は、よく政治家が祈願しに来ます。当選したら右目に墨で目入れする姿を見たことがありませんか?東海地方や特に三重県の政治家さんには大変よく当選すると評判のだるまさんです。
そうしたことから皆さんもだるまさんの祈願力にあやかって是非お参りやだるまさんを手に入れられてはいかがでしょうか?ここの和尚様は天皇陛下からも国の勲章を受章をされていました。
確か賞状と勲章が本殿に飾ってありましたから見てみてください。立派な勲章ですよ。
江西禅寺のアクセス
〒519-0321 三重県鈴鹿市深溝町1614
祈願だるま寺
ダルマの目入れ・・・一般論
ダルマの目入れは、一般的には最初から両目をいれて置物として飾っておくことが風習だといわれています。
最初から両目が入っていないものもありますから、両目が入ったものを最初から販売していることもあります。
ですが、ダルマの産地上州ダルマと呼ばれる高崎ダルマの場合風習で最初は左目をいれる。願いが叶ったら右目をいれるということです。
結論から言えば、日本全国どこでも最初は左目、次に右目です!!覚えておくと便利です。
しかし、一方で最初から両目をいれて飾っておくのが一番いいとされることも言われていますので、できるだけ早めに両目をいれましょう!!
有名なだるまの産地
有名なだるまの産地です。
- 松川だるま・・・宮城県仙台市周辺
- だるま寺だるま・・・三重県鈴鹿市の江西禅寺「祈願だるま寺」
- 高崎ダルマ・・・群馬県高崎市
- 福島だるま・・・福島県福島市
- 白河だるま・・・福島県白河市
- 越谷だるま・・・武州だるまとも呼ばれる。埼玉県越谷市
- 東京だるま・・・東京都多摩地域
- 多摩だるま・・・東京都多摩地域
- 相州だるま・・・神奈川県平塚市
- 鈴川だるま・・・静岡県富士市
- 姫だるま・・・愛媛県で生産
- 五色願掛けだるま・・・静岡県伊豆市の土肥達磨寺
- 豊の姫だるま・・・大分県大分市宗方地方
- 三原だるま・・・広島県三原市
ダルマの縁起のいい飾り方
だるまさんは縁起ものですからやはり、南向きに飾ることがいいでしょう。
ただし、北向きにはおかないほうがいいです。また、不浄なものとされるものの近くにはおかないほうがいいです。
私は、個人的に縁側の日の当たる場所で南向きに飾り椅子の上に置いて飾っています。
このだるまさんをおいてから運気が上昇したと感じています。