車の正月飾りはいつつける？また正月飾りはいつはずす？一挙解説！

車の正月飾りはいつつける？また正月飾りはいつはずす？一挙解説！車についてるしめ縄は、神社信仰の強い日本では車の安全祈願を祈る意味があるようです。そもそも正月飾りというモノは、家に訪れる年神様を迎い入れるためにおこなわれる大切な行事です。

正月飾り

日本では、神社信仰が強い国ですからほぼ9割以上の国民が神社を信仰しています。神社信仰には日本神話のような天照大御神から始まる神話が多いです。そんな日本では神様を迎い入れる準備として正月飾りをするようになったといわれます。

正月飾りの意味

そんな日本での正月飾りの意味は、家に訪れる年神様をお迎えするためにおこなわれ、それぞれがお迎えする目印の門松・しめ飾り・鏡餅を準備して年神様に滞在していただくためです。

そんなことで昔は、車もとても高価なものでした。今でも高級車はたくさんありますが、車に正月飾りをする理由としては、永く安全祈願をするためのものです。

正月飾りには商売繁盛の意味も込められている

無事故で安全が一番ですね。プロの方々で道具を大事にするプロドライバーの方は、特に正月飾りをして商売道具をとても大切にする人もたくさんいます。

商売繁盛という意味合いも込められていますので、しないよりはしたほうが縁起がいいです。

正月飾りの飾り方

正月飾りは、とても重要です。主に門松・しめ縄・鏡餅の3点セットが基本です。神様が家に来るための目印といってもいいくらいですから、丁重な飾りつけをしましょう。

門松

年神さまが家を訪れるときの目印ですから、家の玄関の両脇に飾るのがいいです。基本は、門の両脇ですが、狭いスペースだったり置くスペースがない場合は玄関脇でもいいです。

しめ飾り

本来は、しめ飾りは神の世界と現世との境界線で結界を表すものです。通常は、玄関などの上にしめ飾りをして目印にすることで長く年神さまに滞在していただけるのです。また、家の中に神棚がある方は、神棚に神を迎え入れるために、神棚の上の屋根付近にしめ縄を飾ることもとても良い正月飾りです。

鏡餅

鏡餅は、神様へのお供え物であり神が宿る依り代（よりしろ）ともいわれています。１つ１つに神の力が宿り、鏡餅をみんなで食べて神様の力を分けていただくのが「鏡開き」と呼ばれます。神棚に三方をおき、半紙や奉書紙を敷いて鏡餅をのせる。

車の正月飾りはいつするのか？

車の正月飾りはいつするのか？様々な諸説がありますが、正月飾りをつける時期ですが現代では12月26日以降が望ましいです。基本的には12月13日の松迎と呼ばれる日以降だそうです。

なぜ12月13日以降？

これはその昔、正月飾りに使われる松や竹などの正月飾りのものを山などにとりに行く時期だからそうです。なので12月13日以降なら正月飾りをつけても良いとされています。

車の正月飾りをしたほうがいい時期

12月26日～28日の間が一番いい時期だといわれています。日本は25日までクリスマスムードが漂っています。そのあとの26日以降が望ましいといえるでしょう。

26日、27日、28日、30日につけるのが最適です。特に28日は「8」がつく日です。この「8」の意味は、末広がりという意味合いも込められています。正月の縁起も末広がりの12月28日に正月飾りをしましょう！！

正月飾りをしてはいけない日

正月飾りをしてはいけない日は、12月29日と12月31日です。12月29日は、「二重苦」、「苦立て（くたて）」、「苦松（にがまつ）」と呼ばれ縁起の悪い日と言われています。

12月31日の日は、「一夜飾り」と呼ばれ、葬儀などの葬式のような一夜で飾る飾りつけを指すようですから、神様に嫌われるといわれています。

神様を出迎えるためには事前に余裕をもって準備することで年神さまが訪れてくれ滞在してくれます。縁起という言葉を侮ってはいけません。

昔から良い人悪い日によって運命を左右したことだってあります。それだけに縁起のいい日を選びましょう！！

車の正月飾りのしめ縄の意味は？

元来、しめ縄は家族みんなに幸せを届けてくれる神様への目印のための道具と言われています。

こうした神様への感謝の気持ちをしるすことによって家内安全・交通安全を祈願してくれるお守りともなるのです。1年間の無事故を祈願する意味合いも含められています。

勿論、プロドライバーなどの商売繁盛の意味も込められています。そういったとても重要な役割を果たすのがしめ縄といっても過言ではないのです。

正月飾りはいつまで飾る？

正月を過ぎてまで正月飾りをつけている人をよく見かけます。基本的に1月7日の「七草粥」を食べるころに外すとされています。

これは、江戸時代以前は1月１5日まで正月飾りを飾っておくことを「松の内」と呼ばれていました。

しかし、江戸時代以降、幕府の御達しで、「正月飾りは7日をもって飾りおさめとス」ということで7日の七草粥を食べた後に正月飾りを片付けていたといわれています。

正月飾りの片付けは地方によって異なる

江戸幕府の通達で、7日までとされましたが、江戸幕府の通達が届かない地方では、以前から行っていた通り15日まで正月飾りをしていたそうです。

結果、本来は1月7日までという風習。しかし、地方では1月15日までというのが正解でしょう。個人的にはやはり1月7日に飾りつけを片付けています。

正月飾りの処分はどうするの？

1月7日や1月15日を過ぎると正月飾りを外さなければなりません。この時の疑問ですが正月飾りはどのように処分するの？ということになります。神様が宿る大切な正月飾りですから丁重に処分したいものです。

神社仏閣で処分するのが正解〇

近所にある神社仏閣にいき処分するのが正解です。正月が過ぎると各神社やお寺では、「とんど焼き」、「左義長（さぎちょう）」、「お焚き上げ」といった行事を行っている期間を告知してくれているはずです。

地方などでは呼び方も様々ですが、意味合いは同じで正月飾りなどを処分してくれる行事になります。

お焚き上げなどの行事の炎は神聖なものとされていますからこの炎で正月飾りが清められ、灰になって天に帰依すといった意味合いです。この行事に参加して正月飾りを処分しましょう。

左義長・お焚き上げ・とんど焼に参加できない場合

お焚き上げなどの行事ができない山間部や忙しくて参加できない人のための簡易的でも処分できる方法を住職から聞いてきました。この方法でお焚き上げ出来るそうです。（明治以前は神と寺は１つでした。）

関東で行われている処分方法は、新聞紙を広げて「右・左・中」と文字を書きその上にお清めの塩をおきます。

その紙で正月飾りを包み、他のごみとは分別してだせば大丈夫のようです。神様も少しぐらいのことでは怒らないそうです。

正月飾りの正しい処分方法

一般的には、簡易的なお焚き上げをしてから処分する方法もあります。私の知人の宮司さんから聞いた方法です。

燃やす場合

１、地面を、神塩と神酒で清める。

２、白い紙に正月飾りを包む

３、燃やす

４、燃えカスを白い紙に包む

５、塩で清める

６、他のごみとは分別する。

という方法だそうです。こう考えてみれば、休みの日に必ず参拝がてらお焚き上げなどの行事に参加するほうがいいと思います。