お彼岸とは?3月と9月の中日を指します。この日は先祖供養を!!しましょう。仏教では彼岸を悟りの世界を意味します。悟りの境地に必要な6つの教えを「六波羅蜜」といい、彼岸期間に1つ1つ教えを悟ることだと言われています。大切な日です!!
お彼岸とは?
神楽仁
お彼岸とは、3月の春分の日と9月の秋分の日をそれぞれ中日としてその前後3日間をあわせた7日間をお彼岸と呼びます。この期間には菩提寺などで彼岸供養が行われます。お墓参りはこの期間中ならばよいとされています。宗派によってはかならずお彼岸供養で和尚が檀信徒巡りで彼岸読経を行う親切なお寺もあります。まずは、菩提寺の和尚と連絡して聞いてみるとよいでしょう。基本的に一度戒名を授けてもらったお寺の和尚様が菩提寺となります。しっかりと祖先や先祖がどのお寺でお世話になっていたかを知っておくべきでしょう。
お彼岸の準備をする。
鷹司巫女
当然ですが、仏壇や仏具、お墓などは彼岸前にきれいにしておくべきでしょう。
若司ハル
そしてきれいにしたら供物や供花を用意しましょう。宗派によっては彼岸用のお供えの仕方などもあるようですから参考にすればよいでしょう。
お彼岸には、棚からぼたもち?おはぎ?などを用意する。
榊 龍人
春のお彼岸には牡丹餅(ぼたもち)を秋のお彼岸にはおはぎをお供えするのが日本の伝統のようです。
蔵地 マイ
豆知識ですが、ぼたもちやおはぎは、基本的にもち米とうるち米を混ぜて炊いたものを丸めて小豆あんなどで包んだ和菓子を指します。
宮司 崇
ぼたもちやおはぎは、実は呼び方が違うだけで同じものなのです。季節の花になぞらえて使い分けているようです。
彼岸時には、中日に夕日を拝む
大和 乙羽
お彼岸の中日には夕日を拝む風習があります。
須佐 可夢偉
これは、西方にある浄土に向かって拝むことになり、功徳があるとされています。
→新盆(にいぼん)、初盆(はつぼん)は、忌明け後の初のお盆を指す。