地鎮祭や上棟式の金額はどのくらい?しきたりやマナー!礼儀作法を知る!地鎮祭は、基礎工事の前に土地の神様に工事の安全を祈る儀式、上棟式は、骨組みが完成した後に建物が無事完成することを祈る儀式です。知っておいて損はしない豆知識です!!
地鎮祭や上棟式って何?
日本では、古くから伝統行事が多々あります。もともとは新しいことを始めるときには主に神様に報告したり、土地などの神様に工事の安全を祈願するために行われています。こうした古くから伝わる伝統行事ですので地域によっては、こうした行事をおろそかにすれば、神を軽視する存在としてやっかみ扱いする人も中にはいるかもしれません。日本では日本神話はすべて神社に由来します。こうしたことから日本神話に由来する行事などは手を抜かずにきちんとしておいた方がよいとされています。
地鎮祭ってどんな行事ですか?
地鎮祭(じちんさい)は、基礎工事の前に土地の神様に工事の安全を祈る儀式です。
地鎮祭は誰を呼ぶの?
地元の氏神様の神主を招き、清めのお祓いをしてもらいます。
地鎮祭の日取りや段取りは?
基本的に工事の施行会社に依頼しておけば段取りはしてくれます。
地鎮祭はどのような形式?
基本は、建築現場の中央などに青竹をたてて、四方にしめ縄を張り巡らせて中央に祭壇を設けて行われます。
地鎮祭の神主様へのお礼(金額)はどのくらいですか?
基本的に紅白蝶結びののし付き祝儀袋に「御玉串料」と記入してお渡しすることが一般的です。神社によっては、金額も決まっておりますので問い合わせをしましょう。一般的な相場は、1万円~3万円という相場です。
地鎮祭は神主様以外にもお礼(金額)が必要ですか?
直会(なおらい・列席者の飲食)の準備をします。ここでは、棟梁や工事関係者にご祝儀を包むとされています。棟梁には1万円、その他工事関係者には5,000円程度が目安。紅白蝶結びの祝儀かポチ袋でもよい。表書きは、「御祝儀」と書く。
地鎮祭では工事が始まる前にやるべきこと。
ご近所回りは工事が始まる前に済ませておくこと。工事の騒音や車の出入りと何かと近所には迷惑がかかります。あいさつ回りは怠らないこと。
近所回りは何か贈り物が必要ですか?
挨拶だけでもよいが、菓子折りやタオル・ふきんなどを私ながら挨拶をすると好まれる。
地鎮祭に招かれました。何か持参するものは必要ですか?
お祝いとして、日本酒、ビールなどの酒類や果物などを持参しましょう。紅白蝶の結びののし紙に「祝地鎮祭」と書きましょう。
どんな服装をすればよいのですか?
地鎮祭は神様をお迎えする神聖な儀式です。スーツにネクタイが望ましいでしょう。
上棟式って何ですか?
上棟式(じょうとうしき)とは、家の骨組みが完成した後に、建物が無事に完成することを祈願する儀式です。
上棟式は誰を呼ぶのですか?
実際に建設にかかわる工事関係者を呼び祝宴を設けます。祝宴を開かない場合は、清酒と折詰めを渡します。
上棟式は誰にどのくらいのお礼をするのですか?
御祝儀は、紅白蝶の祝儀袋にのし紙でご祝儀と記入します。棟梁に1万円、工事関係者に5,000円を渡します。
上棟式に招かれました。何を贈りますか?
上棟式に呼ばれても手ぶらでは失礼です。呼ばれたらお祝いを贈ることが常識ですので、日本酒などに「お祝い包み」として持っていくことがよいでしょう。
→七五三と入園祝い・入学祝いの豆知識!なにを贈るの?贈る金額は?