風邪をひいたら汗をかけば治るというウワサはまったくのデタラメ!!日本では、その昔、発汗療法と呼ばれた風邪の対症療法がありました。しかし、世の中の科学技術が進歩するにつれて現代医学では否定されている。これは、逆に脱水症状を招いて危険なのだそうです。
風邪をひいたら汗をかけば治るという噂はまったくのデタラメ!!
風邪をひいたら汗をかけば治るというウワサはまったくのデタラメ!!日本では、その昔、発汗療法と呼ばれた風邪の対症療法がありました。
発汗療法は日本では50年以上も伝えられてきている伝統的な方法だといわれています。私たちの多くの日本人がこのデタラメを信じ切っているのも事実です。
しかし、世の中の科学技術が進歩するにつれて現代医学では否定されている。これは、逆に脱水症状を招いて危険なのだそうです。
風邪などで体内の免疫力が弱まっているときに汗を失えば脱水症状になります。脱水症状になればいろいろな症状も併発します。
例えば、めまい・ふらつき・だるさなどの軽症状から重症になればけいれんなども引き起こす恐ろしい症状です。では風邪の時の正しい対処はどのようにしたらよいのでしょうか?
次に述べます。
風邪になった時の正しい対処方法
風邪で発熱した場合は、「クーリング」が効果的だといいます。このクーリングは、人間の太い血管が集まっている脇の下や首の周囲に太ももの内側などにペットボトルや冷やしたタオルなどをあてることが効果的なんだそうです。
勿論、他のアイスノンのような氷冷されたものをタオルに包んで冷やすのも効果的です。体全体の温度を下げて、体力の消耗を避けながら発汗による脱水を予防することがポイントなんだそうです。
その昔には、おでこによく氷の袋をあてて冷やすものもありましたが、実はおでこには太い血管があまりないので体を冷やす効果はそれほどまでないそうです。
いかに昔の知識がいい加減であったことがわかるものです。
さて、これはあくまでも個人で対処する場合ですから、もし熱がでていたなら病院の耳鼻科に行くことをおすすめします。
そこで診療して適切なプロの判断を仰ぎ対処してもらうことが一番良いからです。ひょっとして違う病気だったら取り返しのつかない事態になることもあります。
37.5℃くらいあれば医者にかかった方が万全だといえます。
医学話の余談
そういえば、余談ですが、16世紀くらいの西洋の外科手術なんて悲惨だったらしいです。外科手術=死というものがつきまとう選択でした。
それにも訳がありまして、昔は抗生物質と呼ばれるものが普及すらしておらず、傷口からバイ菌が繁殖して結局死に至るということが多いからです。
19世紀初頭にペニシリンという極めて弱い抗生物質が発見されてから医学は徐々に進歩したみたいなのですが、20世紀初頭でも医学技術は今のレベルまでには全く至っていなかったそうです。
ここ最近の医学進歩はすさまじいものですが、文明が発展してその恩恵だとも言えます。いろいろなものが発見されてつくりやすくなったことで検査なども傷まない検査が主流になりました。
早期発見で病気が見つけられる時代なのです。あと数百年もしたらAI技術の発展で人間のあらゆるものが解明されているかもしれません。
そうなれば、より快適になるか?地獄になるか?は人次第ですね?今後も人類の発展に期待しましょう。
→病院で風邪をひいたときに使われる点滴の成分は、「ポカリスエット」と同成分!!