長時間のデスクワークは死亡リスクが40%以上あがるという調査結果!オーストラリアのシドニー大学の研究発表のデータで座る時間が1日11時間以上の場合、それ以外で身体的にどれほど活動的であったとしても、3年以内に死亡リスクが40%以上高まるという結果に!
長時間のデスクワークは死亡リスクを高める?
世界一日本人は長く椅子に座って仕事をするという研究データがシドニー大学の調査で明らかになっています。
その調査によれば、世界20か国の先進諸国の1日の椅子に座る時間の平均が約5時間であるのに対して日本人の平均は7時間であったといわれています。
つまり平均2時間以上も多く椅子に座っている結果になります。
日本ではおおよそ9時間労働ですから、1時間の休憩を除いて8時間の勤務中7時間も座って仕事をしているということだといえます。
実際には、もう少しこの値が違うとは思いますが、座りながら仕事をすることはとてもいいことかもしれません。
しかし、オーストラリアのシドニー大学の調査では、椅子に座る時間が11時間以上の場合は、それ以外に活動的なことをしている人でも3年以内に死亡するリスクが40%以上高くなるという研究データが出ています。
この調査方法は、45歳以上の22万2千人以上もの自己申告データを分析した結果です。
このデータを検証した結果、座位時間1日合計11時間を超えると死亡リスクが急増するというデータが!!さらに8時間から11時間でも1日4時間未満の場合に比べて死亡リスクが15%も高いことが明らかになりました。
この研究結果は、対象者の数が圧倒的に多く、あまり運動していない成人の場合、座位時間が最も長い人の死亡リスクは短い人のリスクより3分の1近く高かったというデータも明らかになりました。
この研究結果によって因果関係までは説明しきられていませんが、座位時間と死亡リスクの関連性が明らかになるという画期的な研究データと言われています。
デスクワーク者向けの健康方法
座りっぱなしだと意外に起きる病気が腰痛です。座る人にはまさに現代病といえるかもしれません。こうした人の対処法としては、1時間に5分くらい軽いストレッチをするといいかもしれません。
私たちは小学校で50分授業の後に10分休憩がありました。これは、集中力が持続する時間で区切りをつけるための時間とも言えます。子供が集中できる時間は限られていますが、この訓練を繰り返して社会に還元されるのです。
こうしたタイミングで軽いストレッチを5分ほどトイレや廊下に広場などで行うことがオススメです。
軽いストレッチで腰回りを左に10回回し、右に10回回すのを2セットすれば腰痛の予防にもなります。本格的にストレッチができない場合の手軽なストレッチですから是非、実践してみてください。
水分補給を忘れずに!!
エコノミー症候群という病気を御存じですか?この病は、飛行機で長時間座りっぱなしでいた人の血液中の血管が詰まってしまう病気なのです。
これは、飛行機などの狭い椅子から急に立ち上がる時に血のかたまりが血管に詰まることから起きる症状から名づけられました。
我々日本人のデスクワークの長さは、こうした症状がおこりえます。対策としては、適度なストレッチと水分補給をすることだそうです。
日頃から、ある程度水分をとることを心掛けましょう。
個人的な話ですが、私は夏場は水を4リットル以上飲みます。これくらい飲んで塩飴をなめて外出します。少し大げさかもしれませんが、適度な水分補給で体調を整えることで良い仕事ができるのです。
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