熱田神宮は、愛知県でとても有名な神社です。その由来についても書きますが、6万坪の土地ですからかなり広大な敷地です。お宮参りの所要時間は、混雑していなければ、1時間くらいで終わりますが、混雑時にはかなり待たなければならない時期もありますから頭の隅に入れておきましょう。
勿論、正月などの初詣時には、混雑していて駐車場も大混雑。ほぼ止めるまでに数時間以上待つことが多々あります。正月などの混雑時は、公共の交通機関を使用すると良いでしょう。名鉄神宮前駅から徒歩5分くらいで熱田神宮ですからとても便利です。
お宮参り
お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を祝う行事です。赤ちゃんの健康・長寿を祝う行事と言われています。通常、男子は生誕32日目、女子は生誕33日目にお参りする習わしです。
お宮参りとは、「産土参り=うぶすなまいり」とも呼ばれ、その土地の守り神である産土神に参ると良いとされています。
お宮参りの受付時間
御祈祷の時間は、毎日8時30分から16時まで受け付けています。祈祷は神楽殿で30分単位で行われています。
御祈祷は、安産祈願や厄払いの方も一緒にされます。中はかなり広く300名以上の方が入れます。
所要時間や初穂料
初穂料は、6000円、8000円、10000円となっています。
所要時間は、お送り致します。よそ1時間が目安です。大混雑時には待ち時間もあります。
熱田神宮の歴史
愛知県の神社と言えば、熱田神宮が有名です。熱田神宮の創祀では、日本神話の三種の神器の一つ「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」のご鎮座により始まると伝承されています。
熱田神宮によると、第12代景行天皇の御代に、日本武尊(やまとたける)は、神剣を今の名古屋市緑区大高町火上山にとどめ置かれたまま、三重県亀山市能褒野で亡くなられました。
そこで、日本武尊のお妃である、みやすひめのみことが、神剣をこの熱田神宮の地にお祀りになられたそうです。それ以来、伊勢の神宮につぐ、「格別の高い神宮」として崇敬をあつめております。
延喜式名神大社・勅祭社に列せられ国家鎮護の神宮として特別のお取り扱いを受けています。愛知県名古屋市熱田区という好立地でありながら、約6万坪の広大な敷地の境内であり、樹齢千年を超す大楠が熱田神宮を訪れる皆様を見守ってくれます。
敷地内には、本宮・別宮外43社も祀られています。
熱田神宮の由来
祭神・・・熱田大神
草薙神剣を御霊代・御神体としてよせられる天照大神さまです。いうまでもなく、伊勢神宮で祀られ、我が国の
皇室の御祖神とされ、人々にいつくしみの徳をあたえる神です。
御霊代・・・草薙神剣
現在の日本では、皇位継承のみしるしである三種の神器の一つです。
相殿神・・・天照大神
皇室の御祖神として伊勢神宮で祀られ、その他の日本全国の神社でもお祀りされている。
素戔嗚尊(スサノオノミコト)
天照大神の弟神で勇猛と聞こえ高く、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治して得た神剣・あめのむらくもの剣
を天照大神に献上しました。のちに、草薙神剣とされます。
日本武尊(やまとたける)
景行天皇の御子で、九州から東国の日本各地を平定した英雄神です。
宮簀媛命(みやすひめのみこと)
尾張国造・おとよのみことの娘で日本武尊のお妃です。のちに、草薙神剣を熱田の地に祀られました。
建稲種命(たけいなだねのみこと)
おとよのみことの御子で、宮簀媛命の兄です。日本武尊の東国平定に従事されたが、途中で亡くなられたそう
です。尾張地方繁栄の礎を築いた神とされています。
熱田神宮を参拝する
熱田神宮に入ったら、しばらくすると手水舎があります。格式の高い神社では必ずありますから、参拝前に必ず手水を使用してから参拝しましょう。
手水の使い方
すべてを一杯の水で行います。①まず、左手を清めます。②次に右手を清めます。③次に左手に水をうけて口をすすぎます。④左手をすすぎ、柄杓(ひしゃく)を立てて柄を清めます。
熱田神宮には、43社の寺社も祀られていますから、普段、参拝に行けない神様でも一緒に参拝することが可能です。いろいろな寺社を回って見られるのもとても面白いです。
様々な神様が祀られており、祀られる理由もあるわけですから、機会があれば、神社関係者に聞いてみるのも良いでしょう。私も宮司や禰宜さんをみかけたら、積極的に話しかけ、由来を聞いたりしています。
よほど忙しい用事がなければ、親切に説明してくれます。
本殿以外の寺社にも参拝する・・・お清水
お清水・・・真ん中中央にある石は、中国は、楊貴妃の石塔の一部であるといういい伝えがあります。真ん中の石に柄杓で三回水をかければ、願いが叶うとされている貴重なスポットです。
ここの水を肌につければ、美白が保たれるという美にも効能があると評判です。この水で肌を洗い、綺麗になっちゃいましょう!!(笑)
約6万坪もある広大な敷地を参拝しながら歩く
熱田神宮は、愛知県名古屋市熱田区という好立地な場所にもかかわらず、敷地面積約6万坪と広大な敷地です。本殿に参拝してから、広大な敷地内を歩きながら樹齢千年の大楠や緑の大自然に囲まれながらゆったりとした時間を過ごすことが可能です。
愛知県の中心的な神社ですから、祈りの効果も抜群だと思います。伊勢神宮に次ぐ神宮としての格式高い神社です。七五三や祈祷など多くの祀りごとがおこなわれています。
東海地方に住む方は、勿論、他の都道府県の方々も一度は、訪れてみたいと思う「熱田神宮」です。
また、宝物館もありお宝も見学が可能です。歴史的に価値のあるものが展示されていますから、一度は見てみたいものです。
約6000点以上の収蔵されている作品を厳選され展示されています。一見は百聞に如かずといいます。歴史的宝物は、時代を感じさせてくれる機会でもあります。
アクセス方法
名古屋駅から名鉄本線に乗り神宮前で下車。約5分くらいです。その後、神宮方面へ出口を出て徒歩3分です。
駐車場も約400台は、駐車可能です。
おすすめ食事のお店・・・あつた蓬菜軒
あつた蓬菜軒・・・ひつまぶし、うなぎ定食、鰻丼などが有名です。
熱田神宮のすぐ隣ですから、一目でわかります。うなぎをメイン料理としていますから、名古屋名物ひつまぶしを食べて体力アップ。疲労回復に良いとされるうなぎを食べれます。