葬儀後の手続きの一覧表のまとめ!やるべきことがわかるフロー!葬儀が終わっても意外とやるべき手続きが多いです。故人の確定申告や遺産の把握や遺産分割協議などがあります。必要に応じて相続税の申告や住居の名義変更など忘れてはいけない手続きをチェック!
葬儀後の手続きをフローチャートで再確認!!
葬儀が終わると故人が亡くなった実感がだんだんわかってきます。急に逝去して葬儀をおこなうことだけでも結構な心労ですが、さらに諸手続きをしなければなりません。ここでは、大雑把にやっておくべき手続きをフローでご紹介します!!
①確定申告
故人の所得税を決めるために故人に変わって相続人が確定申告を行います。定年後でも年金収入などを必要額以上なら確定申告が必要な場合もあります。
②医療費控除
故人とその扶養家族にかかった医療費が一定額を超過した場合、医療費控除が受けられます。医療費控除について
③遺産・財産・負債の調査
遺産や債務などの調査が必要です。遺産分割協議書の作成資料や相続税の資料になります。生前に故人とよく話をしておくことがポイントです。わからない場合は、弁護士に依頼しての調査となりますが、あちらこちらに弁護士名で関連の故人の名前の調査をしていますというメールやFaxなどが流れますので、どのように調査するのかも確かめておきましょう。
④遺産分割協議書の作成
遺産がわかったなら、相続税分の遺産を分割することになります。故人が亡くなって妻や子などの場合にも速やかに遺産分割協議書を作成して納得できる回答が得られればスムーズに手続きは進みます。特に持ち家やマンションの名義変更時などの前の登記に関する事項でもこの協議書は重要です。
⑤相続税の申告と納付
故人が亡くなってから10か月以内に相続税の申告をする必要があります。ただ相続税に控除額なども基本3000万円+(600万円×相続人数)分は相続税がかかりません。細かい計算がわからない場合は、税理士に相談するとよいでしょう。
⑥相続財産の名義変更
基本的には相続財産の名義変更とは、今住んでいる持ち家や持ちマンションを指すことが多いです。自己所有物件の場合は、不動産の所有権移転登記が必要です。司法書士などに依頼すれば数万円~くらいで登記ができます。私の知人が行った時は、7万円くらいかかったと言っていました。
⑦復氏や婚姻関係修了届
通常はここまでやることはないですが、婚姻前の名字に戻したい場合などにこういった手続きをする場合もあります。若くして未亡人となった場合にはこうした手続きも有といえます。
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