ノーベル街道とは?富山へと続く国道41号線ノーベル街道
いよいよ芸術の秋、ノーベル賞発表の月です。10月7日から自然科学系のノーベル賞発表が始まります。
7日には、医学生理学賞、8日には、物理学賞、9日の化学賞と発表されます。
これらの有力候補者には、中部地方ゆかりのノーベル賞候補者の名前も挙がっております。
昨年の医学生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょたすく)さん(両親が富山出身)ら、多くの受賞者が名古屋市から富山市にかける国道41号線にノーベル受賞者がたくさんいることから「ノーベル街道」、「ノーベル賞受賞者を輩出する国道41号線」などと愛称されています。
ノーベル街道の主なノーベル賞日本人
ノーベル街道と呼ばれる名古屋から富山の国道41号線へは、名古屋市、岡崎市、高山市、飛騨市、富山市でノーベル賞を受賞した人たちが輩出されています。
・名古屋市・・・利根川進さん(81)(1987年医学生理学賞)
・野依良治さん(82)(2001年化学賞)
・下村脩さん(故人)(2008年化学賞)
・益川敏英さん(80)と小林誠さん(76)(2008年物理学賞)
・赤崎勇さん(91)と天野浩さん(60)(2014年物理学賞)
・岡崎市・・・大隈良典さん(75)(2016年医学生理学賞)
・高山市・・・白川英樹さん(84)(2000年化学賞)
・飛騨市・・・小柴昌俊さん(94)(2002年物理学賞)
・梶田隆章さん(61)(2015年物理学賞)
・富山市・・・田中耕一さん(61)(2002年化学賞)
・本庶佑さん(78)(2018年医学生理学賞)
・吉野彰さん(72)(2019年化学賞)
これだけのノーベル賞受賞者を輩出しています。
2000年に入るまでにはノーベル賞受賞者はわずか10人しか輩出されていませんでした。
2000年以降日本人研究者の地位が確立され多くのノーベル賞受賞者を輩出しています。
そう考えれば。2000年以降に13人もノーベル賞受賞者を輩出している国道41号線、「ノーベル街道」と呼ばれるのにふさわしい素晴らしい研究者が名前を連ねています。
この辺りには、6人のノーベル賞を輩出した名古屋大学や基礎生物研究所(岡崎市)、飛騨市の宇宙線観測施設「カミオカンデ」、岐阜大学、富山大学など国内有数の研究拠点があることも、ノーベル賞に関連しています。
ノーベル街道とは?
ノーベル街道とは、愛知県の岡崎市から豊田市も含めて、名古屋市・春日井市・岐阜市・高山市・飛騨市・富山市へと縦へと続く昇竜道です。
ノーベル街道、すごい😃 pic.twitter.com/qoW0E7o70M
— エイドリアン🥳目指すはUAの4MM&GS💉海外自粛中献血7/16 2回目、通算40回 (@enjoy52life) October 23, 2019
よいツイートがありましたから参考になります。
ノーベル街道の起点 pic.twitter.com/yzAKDyKkH2
— ろぼ丸 (@robomaru0623) April 27, 2020
愛知県の名古屋市には国道41号線の起点になる場所があります。
そこから41号線を北に向かって車で移動すれば富山県まで行きます。
その街道沿いでたくさんのノーベル賞受賞者が輩出されていますので、国道41号線を通る道沿いをノーベル街道と別名で呼ばれて親しまれています!!
富山県に「わずか90キロ間にノーベル賞受賞者ゆかりの地が並んでるから『ノーベル街道』と呼ばれてる」道があった これ突き当たりに学問の神社とかほしいな、、(御神体がカミオカンデ) pic.twitter.com/008fjJUMRc
— 升目 (@merongree) August 28, 2018
お時間の都合が良い時には、是非ノーベル街道を旅行してみてください。その土地により新鮮な食べ物や歴史的観光地などもあります。
ノーベル賞の有力候補者2020年
2020年は、10月5日に医学生理学賞・6日物理学賞・7日化学賞などが発表されます。今年のノミネート者は以下の方々達が有力者と言われていますからご参考になさってください。
・森和俊さ(62)医学生理学賞「小胞体ストレス応答」の解明(岐阜市)
・山本尚さん(77)化学賞「ルイス酸触媒」の開発(春日井市)
・沢本光男さん(68)化学賞「高分子合成」(春日井市)
・坂口志文さん(69)医学生理学賞「制御性T細胞」の発見(名古屋市)
・竹市雅俊さん(76)医学生理学賞「カドヘリン」の発見(名古屋市)
・飯島澄男さん(81)物理学賞・化学賞「カーボンアノチューブ」の発見(名古屋市)
・佐川真人さん(77)物理学賞「ネオジム磁石」の開発(名古屋市)
・藤田誠さん(63)化学賞「自己組織化」による分子合成(岡崎市)
・藤嶋昭さん(78)化学賞「光触媒反応」(豊田市)
昨年は、吉野彰さんがノーベル街道からノーベル賞を受賞しました!!今年もノーベル街道からノーベル賞受賞者が輩出されるのでしょうか?期待しましょう!
ノーベル賞の有力候補者2019年
・名古屋市・・・坂口志文さん(68)「制御性T細胞の発見」医学生理学
・竹市雅俊さん(75)「カドヘリンの発見」医学生理学
・飯島澄男さん(80)「カーボンナノチューブの発見」物理、化学
・吉野彰さん(71)、西美緒さん(77)「リチウムイオン電池の開発」物理、化学
・佐川真人さん(76)「ネオジム磁石を開発」物理
・岡崎市・・・藤田誠さん(62)「自己組織化による分子合成」化学
・春日井市・・・山本尚さん(76)「ルイス酸触媒の発見」化学
・沢本光男さん(67)「高分子合成」化学
・岐阜市・・・森和俊さん(61)「小胞体ストレス応答の解明」医学生理学
これだけのノーベル賞有力候補者がいます。
10月7日から発表が始まりますから、この中の人が受賞されるとまたまたノーベル街道にも一層注目が集まりますね(笑)
ノーベル賞の発表が2019年10月7日より始まる。ノーベル平和賞も注目!!スウェーデンの環境活動家、グレタ・ドゥンベリさん(16歳)にも話題が集まる。
ノーベル賞ゆかりのノーベル街道を紹介させていただきましたが、今回、ノーベル平和賞にも注目が集まっています。
なんといっても、スウェーデンの環境活動家、グレタ・ドゥンベリさん(16)にも注目されています。
私たちの地球環境を破壊して未来に残された私たちの環境を返してほしいなど、絶滅の危機に瀕している人類と環境破壊について怒りの発言をしています。
アメリカ大統領のトランプ氏もその発言には一目置いています。
今回、ノーベル平和賞に選出されれば、ノーベル平和賞最年少記録となります。
10月11日に発表されます。