補聴器の値段は?保険は?診断書で医療費控除は?気になる補聴器のことについてお答えします。補聴器は、耳の聞こえと呼ばれる聴力がある一定以下の難聴と言われる状態になって初めて必要となってきます。日本では、圧倒的に老人性難聴といわれる人が多いです。
補聴器の値段はいくらくらいで、保険は適用されるの?
安価な補聴器は、雑音ばかり広い、高価なものでは、音の微調整ができるデジタル式などがあり、パソコンと補聴器を接続すれば、自分で音を調節することも可能です。
メーカーは、販売店にしか貸さない、調整用のソフトなどがありますが、これを使って最近は、音の調整が可能です。
デジタル式の補聴器は、最低でも10万円からという感じで最高な機能のものでは70万円以上する補聴器もあります。
しかし、自治体が認定する補聴器と本人が必要とする補聴器では、性能差がありますから、実際は、福祉補助もあまり当てはまらないという事態が起きています。
こうした本当に補聴器が必要なための人にも保険適用されるといいと思います。
保険は適用されず、障害者手帳を持っているなら、福祉補助制度を利用して補助金は降りる可能性はありますが、手続きは、自分で行わなければならず、意外とハードルの高い仕組みとなっています。
補聴器は、診断書を提出して医療費控除を受けられるの?
医者の診断書を提出して医療費控除を受けるのは、難しいと思います。障害者手帳をお持ちの方には、福祉制度がありますから、補助金はでます。
それ以外の方なら、医者の診断書で補聴器の補助金や保険適用で補聴器を購入することはできません。ですから、自腹になると思います。
高いもので両耳50万円もする補聴器が多いですから、こうした補聴器を勧められるケースがとっても多いと聞いています。
補聴器の値段、シーメンス社製はいくら?
補聴器のメーカーは、色々あります。
シーメンス社はドイツです。
他にもいろいろなメーカーがしのぎを削っていますが、おおよそ同じ性能のものは、同じくらいの価格帯が維持されています。
他には、レクストン社(スイス)、ベルトーン(アメリカ)、ユニトロン(カナダ)、スターキー(アメリカ)
GNリサウンド(デンマーク)など海外メーカーの補聴器が主流を占めています。
ですから、安いもので5万円前後のものもあれば、50万円以上する高性能モデルの補聴器もあります。
平均的にまずは、両耳30万円前後の機器がよく売れているそうですが、地域により若干は異なっています。
難聴と呼ばれる症状になる前におかしいと思えばすぐに耳鼻科で相談しましょう。
難聴と呼ばれる症状になるには、様々な原因があります。
とにかく日頃から聞こえる音が聞こえなくなった。
耳鳴りがピーとするといった症状が現れたら、医者に相談しましょう。
勝手に自分で判断して後に手遅れとならないためにもきちんとした知識を持った医師に症状を見てもらうことが一番大切です。
日本では、主に老人性難聴といい、年齢とともに聞こえる能力が低くなってきます。
これは、蝸牛という耳の聞こえに関する部分にある有毛細胞が年齢とともに減少し、音をきく力が減少してしまうからです。
ですから、徐々に耳が遠くなるといった人は、老人の方が多いです。
おかしいと思ったら、まずは耳鼻咽喉科を受診して正しい診察をしてもらいましょう。