南米ペルー・古代インカ帝国黄金伝説!天空都市マチュ・ピチュ遺跡は死ぬ前に一度は行ってみたい世界遺産のひとつ。標高2500メートルという高地にある都市は、1911年にアメリカの大学教授に発見されるまでその存在を知るものは少なかった伝説の遺跡です!
古代インカ帝国の天空都市「マチュ・ピチュ遺跡」
標高2500メートルといわれるアンデス山につくられた天空の都市「マチュ・ピチュ」。険しい山の中に建てられたこの遺跡群は古代インカ帝国の遺跡としてとても有名です。
それもそのはず、1911年にアメリカのイエール大学教授のハイラム・ビンガム氏が幻の古代インカ帝国の黄金を求めて山中に入ったところ、崖の上に広がる遺跡群を発見しました。
約400年も知られていなかった遺跡だっただけに20世紀最大の発見のひとつとして称賛されています。現代では、ヘリコプターや飛行機に衛星などから地球全体が隅々まで計測観測可能になりましたが、1910年代の当時には、飛行機もろくに飛んでいない時代でした。
そのことから「20世紀最大の考古学的偉業」といまも称賛されています。彼は、インカ帝国最後の皇帝がアンデス山脈に莫大な黄金を持ち去ったという伝説を聞きつけて発見に至ったようです。こうした伝説から行動することはとても重要なことなのだと認識させられました。
今の現代科学ではおおよそ不可能と思われているものが最新の科学機器などで測定可能となりました。その一つが例えば、エジプトのクフ王などの墓から何体ものミイラが発見されるというニュースも伝わっています。
人間の歴史は4000年以上も前からありますから、その当時に最新の技術力や軍事力を持ったものが時の王として支配していたこともうかがえます。このような遺跡群を巡り、人間の偉大さについて考えてみたいものですね。
マチュピチュ遺跡の立地
マチュ・ピチュは花崗岩の岩山を切り崩して築かれています。約40万平方メートルの敷地には、神殿・王宮・居住区・倉庫などが密集するように立ち並んでいるそうです。
そしてあらゆる場所に祭壇のようなものが石を加工して作られているのも興味深いです。そして、何より評価されているのが、険しい斜面に沿って、無数の段々畑がつくられており、水の湧きだす泉だった場所には水路までつくられていたといいます。
完全に自給自足が可能な都市だったということがあとからの検証で証明されたようです。高度な文明を持っていたマチュピチュ遺跡。太古の人間には偉大なる知恵が備わっていたのでしょう。
マチュピチュ遺跡の目的?
インカ帝国も恐らく宗教の考えが深かったのだろうと予測されています。神殿は、山頂にあり昔から山頂から神を拝む行為はどこの大陸でも同じようにとらえられています。
つまり宗教の源が太陽か神かは私個人ではわかりませんが、そのようなものを崇拝されていたのは、いろいろな書物などで理解できます。
何故なら、マチュピチュ遺跡群の近くの洞窟から人骨が発見されたようですが、これらの90%以上が女性の人骨であったことから宮殿や神殿に仕える巫女だったと予測されています。
古代人は、やはり太陽などを特に崇拝していたようですから、太陽の近くで祈りを捧げていたのでは?という考えは納得できます。
また、昔は残酷でよくいけにえなどをする風習もあったかもしれません。そうした風習で選ばれた女性の死骸かもしれません。ですが、こうした遺跡を見ることで人類の深き叡知や歴史を見ることができるのです。
インカ帝国を結ぶ道
インカ帝国は南米最大の帝国だったと歴史書には書かれています。この広大なインカ帝国を繁栄させるのには、「インカ道」という交通網の発達があげられています。
総延長距離は4万キロという長さにいたり、物資の輸送や軍隊の遠征に利用されていました。帝国全体を結んでいるインカ道には、マチュピチュにも何本かのインカ道が確認されています。
そのことから完全に隔離された都市ではなかったということが後の調査で新たになっています。インカ道の中には、岩山を削って作られた道もたくさんあります。必要に応じて道を削って敵の侵入を防いでいたということも明らかになっています。
歴史ではスペイン人の侵略でインカ帝国は崩壊
世界史では、インカ帝国はスペイン人の侵略で崩壊したと教えられています。この時にはほとんどの都市が破壊されたようですが、山頂に築かれていたマチュピチュ遺跡はその存在を確認できなかったのか侵入と破壊を免れたといわれています。
そのおかげで今日、はるか昔のインカ帝国の遺産がおめにかかれるのですから、是非とも見ておきたい遺跡です!!
マチュピチュ遺跡 地図
マチュピチュ遺跡のツイートなど
個人的にマチュピチュに行く際は、このロッジに泊まりたいと思いました。
「Belmond Sanctuary Lodge」にグッときた
マチュピチュ遺跡入口の前。絶好のロケーションに建つラグジュアリーホテル。ホテルの敷地からは雄大な景色を臨め、晴れた日には朝日や夕日に輝く美しい神殿の姿も🤩 pic.twitter.com/cQxvkssiqX
— 一度は泊まりた~い! (@HinichijoTrip) December 31, 2020
南米ペルーは、言葉が難しい。乾杯のサルーくらいはわかりますが、言葉の壁は意外と難敵ですから通訳機などを持参するといいかもしれません。
動画:世界遺産のマチュピチュ遺跡が再開 ペルー文化相「希望もって前進」 pic.twitter.com/vCxZLlZPu0
— ロイター (@ReutersJapan) November 4, 2020
これを見ると行きたくなります。
九頭龍の癒し
マチュピチュ遺跡は、古代より太陽神に近い神聖な場所とされていただけに、マチュピチュ全体を包む浄化のパワーがあるようです。受け取りはリツイートとイイネ。
フォロワー様に、日常生活のストレスで凝り固まってしまった心も体も、浄化出来ますように。 pic.twitter.com/WwSbh1WMsV
— 九頭龍祈神ユグドラシル本家本垢 (@kuzuryuinori) May 19, 2020